1947-12-08 第1回国会 衆議院 厚生委員会 第39号
○武藤(運)委員 本請願は、元住宅營團經營住宅の處分問題について、團地ごとに居住者代表から成る營團住宅處分協議會を設けて、これを協議させ、居住權竝びに借地權を確保することはもとより、買取に際しては、勤勞庶民階級の生活費を基準としてその資金の融資、免税等特別の考慮を拂われるとともに、不良住宅に對する補修費の融資、第三者への讓渡の排除、公共施設の當該團地居住者への無償讓渡等、適當な方策をとられたいというのであります
○武藤(運)委員 本請願は、元住宅營團經營住宅の處分問題について、團地ごとに居住者代表から成る營團住宅處分協議會を設けて、これを協議させ、居住權竝びに借地權を確保することはもとより、買取に際しては、勤勞庶民階級の生活費を基準としてその資金の融資、免税等特別の考慮を拂われるとともに、不良住宅に對する補修費の融資、第三者への讓渡の排除、公共施設の當該團地居住者への無償讓渡等、適當な方策をとられたいというのであります
借地權にも勿論適用ございます。
○山田佐一君 今の土地にお話でありますが、平均一坪いくらぐらいということと、これには借地を持つた人が戰災でなくなつておりますが、借地權というものにも均霑するかどうか。
○山田佐一君 借地權も込みの坪三百圓……。
またその土地に借地權があります場合には、その借地權者に對して、他のものに優先して借地權の讓渡を求めることができるということが規定をしてあります。やはりこの法律施行の日から一年間、すなわち來る九月の十五日までに申出をしなければならないということになつておるのであります。これは第三條に規定があります。